ホホバオイルが固まる？凍る？のは、ナゼ？
サンナチュラルズスタッフ
美容オイル部門の【人気ランキング一位】にランクインするほど、人気のオイルといえば、ホホバオイルです。
オイルなのに熱に強いことから、日中も保湿とエイジングケアに必要不可欠な美容アイテムとして愛用者が急増しているホホバオイルですが、ネット上で「ホホバオイルが固まる」という声が浮上しています。
そこで、ホホバオイルが固まる理由について紹介します。
ホホバオイルの正体とは？
一般的にオイルといえば、酸化との戦いですが、灼熱の太陽が降り注ぐ砂漠地帯に生息するシダ科の植物「ホホバ」の種子を搾油したホホバオイルは、370℃で96時間放置しても酸化しない性質を持つほど、熱に強い特長があります。
多くの植物オイルは「中性脂肪」と呼ばれる油脂であるため、熱・空気・光に弱く、酸化するリスクがあります。
ですが一方、ホホバオイルはオイルと名付けられていますが、中性脂肪ではなく、「ワックスエステル」と呼ばれるロウ成分です。
また、代表的なロウ成分には、ミツロウやカルナウバロウといった常温で固化したロウがありますが、ホホバオイルは常温で液状のロウであることも特長です。
液状ワックスエステルは、皮脂の必須成分
このホホバオイルを構成する液状ワックスエステルは、実は私たちの肌にも存在しています。
皮脂や目の角膜、毛髪のキューティクルといった体の最外表部のみ存在する脂質で、肌の酸化や水分蒸散を防ぐ役割を果たしています。
また、肌に共存する常在菌のバランスを整える働きがあり、肌荒れや炎症の原因となる黄色ブドウ球菌の増殖を防ぐ働きもしてくれます。
しかし、皮脂中のワックスエステルは年齢とともに減少するため（下記グラフ参照）、スキンケアで補うことのできる植物オイルが地球上で唯一ホホバオイルになります。
ホホバオイルの凝固点は10℃
強い乾燥ストレス耐性を持ち、酸化しない最強のホホバオイルですが、ロウ油脂であるため低温になると凝固する特徴もあります。
一般的なロウ油脂の凝固点は大変高いため、常温で固化していますが、液状のロウ油脂であるホホバオイルの凝固点は10℃以下です。
このため、冬時季になると固まった状態になることがあります。
乾燥シーズンの冬時季こそホホバオイルの出番ですが、いざ使おうとしたら「ホホバオイルが固まって、ポンプを押しても容器から出てこない」という現象が起こります。
凝固したホホバオイルの使い方
ホホバオイルは11℃以上の室温環境で液化しますので、ホホバオイルは11℃以上の室温環境に保存することがおすすめです。もし固まってしまった場合は、11℃以上の室温で放置しておけば、自然に液化していきます。
また「固まってしまったホホバオイルを今すぐ使いたい」という場合には、40℃程度で湯煎することで簡単に液化できます。固化や液化を繰り返しても酸化や変質することはありません。
ホホバオイルは、11℃以上の室温保管
天然100％の未精製ホホバオイルは10℃以下で凝固する性質があります。これはホホバオイルの純度が高い証です。
寒い時季に固まってしまうと、使いづらい場合もありますので、ホホバオイルは11℃以上の室温保管をしましょう。もし凝固してしまった場合には、40℃程度で湯煎すればすぐに液化します。
ホホバオイルは皮脂中のワックスエステルを補うことのできる唯一無二の植物オイルです。ホホバオイルの性質を理解して、毎日のスキンケアに有効活用しましょう。
サンナチュラルズのホホバオイルは、その中でも米国医学博士によって皮脂成分ワックスエステルを最も含有する品種として開発され、世界1500品種以上あるホホバのNO.1サラブレッド品種「KEIKO種」を100％使用した原液。
さらにKEIKO種の中でも「一番搾り」「オーガニック」のみを100%使用したキング・オブホホバオイルです。毎日のスキンケアにただプラスするだけで、ハリ・ツヤ・キメ・潤い・やわらげるという５大美肌ケアをしっかりサポートします。 無香料なので、香りの苦手な方もオススメです。
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